2025年03月27日 19時18分

転職をする人もいますが、多くの場合、何年目での転職を考えているのでしょうか。今回は、最も多いと言われている「3年目」についてご紹介したいと思います。

転職は何年目が多いのか?

転職エージェントなどの調査によれば「3年目」が最も多く、実際に「3年以内」に辞めた人については全体の65％にも上ることが分かっています。これは、厚生労働省の調査によっても明らかになっており、新卒社員の約3割が3年以内に会社を辞めています。では、なぜ3年なのでしょうか。ここからはその理由について見てみましょう。

3年働いてから

厚生労働省の調査によれば、とりあえず3年は働いたほうが良いと思っている人の割合がかなり多いことも分かっています。その理由としては転職に有利に働くことをはじめ、不真面目な面を見せたくないからという理由が挙げられています。石の上にも3年という言葉をなぞらえ、一般的、平均的な転職時期だと言われてもいます。また、3年勤めるとメリットがあるからというのも大きいでしょう。例えば、「退職金」「有給休暇」など福利厚生面から捉えても、長く働かなければ会社によっては退職金が支払われないこともあります。さらに、仕事が身に付くには3年かかるという理由も挙げられています。では頑なに3年に固執するのはなぜでしょうか。

一通りこなしてみる

転職するにしても一通りこなしてみないと分からないことが圧倒して多いことから、3年を目安に捉えている転職者は少なくありません。とりあえず踏ん張れる年数が3年だと言われています。仕事や会社の全貌を把握するためや、いろいろな視点から考えるための期間が3年です。1年目で会社や受け持つ仕事についていろいろと覚え、2年目はその覚えたことをそつなくこなせるように頑張って、3年目で自分に合う仕事なのかが判断できることからこの年数なのです。判断したのち、合わないと分かれば長々とその場にとどまることはせずに、転職サイトや転職エージェントに登録を済ませて時期を待つといいます。


いかがでしたか。転職に有利だと思うからというよりも、自分に合う仕事なのかを判断し、合わなければ転職のために必要になる活動費（退職金）をいただき、実行に移すといったことが伺い知れたと思います。仕事のノウハウを蓄積してから転職サイトやエージェントを利用してみてはいかがでしょう。